VRサイクリング 熊野古道紀伊路2日目。大阪府の南部の和泉市の平松王子跡をスタートしさらに南へ。大阪のベッドタウン、岸和田市、貝塚市、関西空港のある泉佐野市を突き抜けると、にわかに田舎になって泉南市を通り抜けると和泉山脈に差し掛かる。峠を越えると和歌山県和歌山市の東側、大河紀ノ川の作り出す帯状の平野へ下り、田園地帯の中にある中村王子跡をゴールとする46kmの行程。前回に引き続き、古道と称するだけあって大都市圏の中にあっても街道沿いは、周囲の現代的風景と隔離された古い街並みがキープされていて心和む。また所々に熊野詣でのチェックポイント的な場所と勝手に解釈する王子跡が祠だったり神社として祀られているのを確認してゆくのも楽しい。大阪府と和歌山県は何となく平野で繋がっているイメージがあったが県境は、低いながら中央構造線が走る筋金入りの和泉山脈の山中にある。和歌山県はリアルには全国の都道府県で唯一足を踏み入れていないというリーチ状態が二十年ほど続いていて、早く訪れて上がりたいと熱望しつつなかなかご縁のない場所なのだが、バーチャルには難なく入ってしまった。しばらくは和歌山県内の旅が続く。
2022/4/7 熊野古道紀伊路2日目 和泉・平松王子〜泉南・信達宿〜和歌山・中村王子
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