VRサイクリング 山陰道17日目。いよいよ今回が山陰道ファイナル。丹波グルメ食材の中心地に位置する須知宿をスタートし、一つ峠を越えて再度山陰本線沿線の広い盆地に出て園部宿、そして京都の奥座敷とも言える町、亀岡宿へと進む。そしてさらに老ノ坂峠を越えて京都市内に入り、樫原宿を経て京都駅に近い丹波口の山陰道の終点まで46kmの行程。園部宿から亀岡宿にかけての山陰本線沿いは、メガシティ京都の郊外地域として近くにつれ家並が途切れなくなり賑やかさが増してくるが、一方で京都の奥座敷でもあり、街道筋の街並みにはどこか洗練された伝統美も感じられる。亀岡から京都へアプローチする老ノ坂峠は、鳥取からここまで中国山地を横断してきた中のどの峠より深く険しい峠だ。明治時代によりスムーズな京都へのアプローチが熱望されたせいかその頃の最先端の土木技術で早々に整備されたトンネル老ノ坂隧道とアーチ型の王子橋(通称めがね橋)が現存しておりそのレトロな峠の雰囲気が良かった。京都市街は比較的地味で京都らしさが感じられない現代的な街並みのルートのまま山陰道の終点に到達した。次回は久々に京都市内を回ってみようと思う。
2022/3/22 山陰道17日目 須知宿〜園部宿〜亀岡宿〜樫原宿〜京都・丹波口
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