VRサイクリング、山陰道12日目。青谷宿をスタートし、美しい海岸線を愛でつつ、浜村温泉、宿場の名残のない母木宿を通り抜け、因幡の白うさぎの舞台となった白兎海岸と白兎神社を横に見て鳥取市街に入る。鳥取駅、鳥取城をまわりゴールの鳥取砂丘まで進む40kmの行程。鳥取砂丘の茫漠たる景観を一瞥でも致したく砂丘の周辺の道をぐるりと一巡りするルートにしてみたが、砂丘との間の樹木や丘、建物に遮られて存分に広がりのある景色を見出すことはできなかったのは残念。ただ砂丘の南側と東側をぐるっと回ってみたことで砂丘の広さを体感することはできた。今回は鳥取砂丘付近だけでなく前半の青谷海岸から白兎海岸にかけての海岸線も美しく気持ちの良いサイクリングとなった。調べるとこの辺は山陰海岸ジオパークとしてユネスコ登録された世界的な名勝地なのだ。どうやら一番の見所は鳥取砂丘より東側、兵庫県にかけての海岸線となるようだが残念ながら山陰道としては長らく寄り添った山陰海岸と日本海にはおさらばとなる。鳥取砂丘を最後に次回からは山の中へ入ってゆく。
本日のVR映像
鳥取砂丘の南側から東側に回る道から垣間見る砂丘のVR映像はコチラ。残念ながら、見渡す限り砂丘というような決定的なシーンはありません。