VRサイクリング、山陰道2日目。山口県の県庁所在地、山口宿から中国山地を分け入って峠も2つ越え、島根県の津和野宿まで進む53kmの長丁場。峠2つと言っても特にハードな道程という訳ではない。基本的には広めの穏やかな谷間にエンジ色の屋根の集落が点在する田園地帯が広がっている地域で心安らぐ旅路であった。山口宿から津和野宿まで50km離れていているのに途中に公式の宿場町はないのはやはり交通路としての需要が薄かったせいだろうか。津和野は1/10に広島から津和野街道を通って既に訪れておりその時は東から西へ抜けたが、今回は南から北へ抜けた。津和野を代表する観光スポットである殿町通りの武家屋敷街とその先の古い商家が建ち並ぶエリアは、山陰街道沿いなので今回通ったが、山の中の町とは思えない華があった。
本日のVR映像
津和野のメインストリート、殿町通りから本町通りを通って津和野駅までのVR映像はコチラ