VRサイクリング、赤間関街道3日目 本日は赤間関街道3本の道筋のうちの3つ目、中道筋に沿って、美祢宿から秋吉台の麓の町秋吉宿、幕末の戦地となった絵堂宿を通って萩へ戻る51kmの行程。但し秋吉から絵堂までは街道から脇道に外れて秋吉台のカルストロードを往く。また絵堂の先も次回のルートと重ならないように街道を外れて別ルートで萩へ戻ることにしたので、結局半分以上は街道を通らないルートとなってしまった。さて今回のルートは何と言っても秋吉台である。ここのカルストロードを通ってみたいがために山口県をこんなにウロウロする羽目になったと言ってもいい。博多に住んでいた子供の頃、家族ドライブでここを訪れたことがある。メインは秋吉台の地下に広がる日本一の鍾乳洞、秋芳洞でここも素晴らしかったが、驚いたのは地下帝国のような鍾乳洞からエレベータで上に上がったら見渡す限り天国のような草原の丘陵が広がっていたという世界のギャップ。衝撃的だったと言ってもいい。ただ秋吉台はそこでちょっと眺めてまた地下帝国に戻ったので、広いカルスト台地を一度じっくり訪れてみたかったのだ。行ってみると想像以上に広がりのある素晴らしい世界であった。緩やかな凹凸のある緑の丘陵が見渡す限りどこまでも続く。あちこちに露出した白い石灰岩がアクセントとなり、青い空に映える。そんな風景が走っても走っても続く。こんな風景は日本中どこへ行っても見ることはできないだろう。ここもまた秋芳洞と合わせて再度リアルに訪れたい。さて萩のゴールは海に突き出た萩城跡としたが、次回はここから始まる長州藩の参勤交代路、萩往還に進む。
本日のVR映像
秋吉台へのアプローチの登坂から、見渡す限りのカルスト台地が視野一杯に広がり、どこまでも続く、カルストロードのVR映像はコチラ