VRサイクリング、小京都界の大関、津和野から横綱、萩へ抜ける通称つわぶき街道を走る。多分昔からの街道ではない県道であるが、この2つの町をまとめて訪れるツアーでは必ず通るであろう道と思われる。津和野から山里を抜けて最後に萩市街をざっと一巡りする53kmの行程。メジャーな2つの観光地を結ぶルートとしては地味ではあるが、途中、なだらかな山地にたたずむ山里がなかなか味わい深い。石見地方で多く見かけた石州瓦のエンジ色の家並が、日本の典型的な箱庭的風土の中ちょっと南欧風のエッセンスが感じられて見飽きない。萩はリアルには訪れたことのない長年の憧れの町だったが、独特の風格のある歴史的街並みや一方でリゾート地のような美しい海岸に魅了される。ここはやはり日本でも行きたい町ベスト3にはランキングされる魅力的な町だ。次はここを起点、終点として長州の行ってみたい場所をぐるっと一巡りする旅に出る。
本日のVR映像
ゴール地点、萩市街の伊藤博文旧宅から松蔭神社までのVR映像はコチラ。