VRサイクリング、今回はお遍路巡礼の合間にこんぴら詣りを行ってきた。丸亀港から金毘羅街道(丸亀街道)を進み琴平町の琴平山中腹にある金毘羅(こんぴら)宮の石段の下で折り返し、今度は金毘羅街道(多度津街道)を戻って、丸亀の隣町である多度津の港に至る27kmの行程。江戸時代にお伊勢詣りと共に庶民に広く流行したのが「こんぴら詣り」。関西から丸亀港、多度津港までいわゆる金毘羅舟でシュラシュシュシューと渡り、そこから金毘羅街道を歩いて金毘羅宮で参拝するルートが利用されていた。本日はそのルートを忠実に辿り、行きは丸亀から金毘羅街道(丸亀街道)、帰りは金毘羅街道(多度津街道)を走る。行きの丸亀街道の方が旧道が歴史の道として維持され、街道沿いには至る所に常夜灯や道標の丁石(起点からの距離を丁で示す)や鳥居が残っていて、街道筋としての古き良き雰囲気に溢れている。金毘羅宮は7年ほど前に訪れたが、参道の賑やかな門前町が、千と千尋の神隠しに出てくる街のようなキッチュでレトロな雰囲気がタマラなく魅力。次回はまた多度津からの遍路道に戻る。
本日のVR映像はコチラ。琴平の町からこんぴらさんの参道までのルート。