VRサイクリング、四国遍路道19日目。高松市街に近い第八十三番札所、一宮寺を出て、田園地帯を進み、さらに日本有数の盆栽の生産地、鬼無を通り、五色台という5つの色名の山からなる山地に入り、青峰山にある第八十二番札所、根香寺、さらに白峰山にある第八十一番札所、白峯寺に至る29kmの行程。全く知らなかったが、香川県は全国シェアの80%を占める松盆栽の一大生産地らしい。その中でも高松市西部に位置する鬼無、国分寺が世界中の盆栽マニアに聖地として崇められているということだ。その1つ鬼無を通ったが、五色台の山の麓に、盆栽園があちこちに点在し、山を登ってゆくと見たこともない盆栽畑が広がっていた。松の盆栽がアマゾンのジャングルのミニチュア版のように畑に一面に植わって広がっているのだ。盆栽が畑で栽培されている事実を知ったこと自体なかなかのインパクトがあった。そこから登ってゆく五色台は、青峰、黒峰、白峰、紅峰、黄ノ峰という5色の名前のついたそんなに高くはない連峰の山地あるいは丘陵地である。本日参拝した2つの霊場はこのうちの2つの峰の山懐に位置する。五色台の山道からは東側は高松市街、北側は瀬戸内海と島々、西側は坂出、丸亀の市街と瀬戸大橋が望める素晴らしい眺望を味わえた。
本日参拝した霊場
霊場50/88 第八十二番札所 根香寺 https://88shikokuhenro.jp/82negoroji/
霊場51/88 第八十一番札所 白峯寺 https://88shikokuhenro.jp/81shiromineji/