VRサイクリング、讃岐街道及び四国遍路道16日目。前回から引き続き、第一番札所から第八十八番札所へワープする繋ぎの回。徳島・香川県境をスタートして、海岸沿いの讃岐街道を進み、歴史的街並みが残る町、手袋と和三盆の町引田を通り抜け、西の山地へ方向を転じて田園となだらかな山の、悪く言えばどこも変わり映えのしない典型的な日本の原風景の道を進んで、またまた山中深く鎮座する四国遍路最後の霊場、第八十八番札所、大窪寺に至る27kmの行程。厳密に捉えると遍路道は八十八番札所で終わっていると考えるのが妥当であるが、昔の人は巡礼終了後引田あたりまでさらに歩いて、船で関西方面へ戻ったのではないかと推測できるので今回のルートも遍路道と捉えることとした。大窪寺は山奥深くにも関わらず他の霊場になかったような門前の賑わいがあった。最後の霊場で巡礼を完遂し願いが叶う結願所なので、お遍路さん達も自分へのご褒美やら記念品やらお土産やらを買い漁り、まったり飲み食いして帰路に着くという行動パターンなのだろう。これからしばらくは、最終札所からまた逆順に私の巡礼を進めてゆくことにする。
本日参拝した霊場
霊場44/88 第八十八番札所 大窪寺 https://88shikokuhenro.jp/88ookuboji/
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一般の四国お遍路の最終巡礼地第八十八番札所、大窪寺到着。奥深い山の中に門前の賑わい。