VRサイクリング 豊後街道3日目。久住高原から下った山懐に抱かれた宿場町野津原宿から豊後街道の終点、肥後藩御用達の港町鶴崎を通り過ぎ、佐賀関まで39kmの行程。 今回は山麓>田園地帯>川堤>市街地>郊外>海辺と目まぐるしく景色が変わるルートであった。豊後街道は、肥後藩が参勤交代の時に利用して終点の鶴崎から瀬戸内海の海運に引き継ぐために設けられたわけであるが、豊後藩領内の街道も肥後藩の所有であるだけでなく野津原や鶴崎などの宿場町も肥後藩の飛地として領有していたようである。豊後街道終点の鶴崎から先は通称愛媛街道と呼ばれる国道197号を進むが、この国道は佐賀関からはフェリー航路となり四国では愛媛県の三崎から高知県まで伸びている異色の国道。佐賀関から四国の三崎までの国道九四フェリーは、国道というだけあって1時間に1本の頻度で九州・四国を結んでいる。この国道に沿って今回は佐賀関フェリーターミナルまで進み、フェリーで四国に渡る。よって、3/2から約半年弱滞在した九州ともこれでお別れで、次回からは四国編を開始する予定である。
2021/8/15 豊後街道3日目 野津原宿〜鶴崎宿〜佐賀関
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