VRサイクリング。 薩摩街道を踏破した後は、江戸時代に幕府の天領(直轄地)として繁栄した日田を中心に放射状に伸びる日田往還と呼ばれる街道群を利用して九州を横断する。まずは、薩摩街道の終点に近いところにある追分地点から始まる日田往還朝倉街道を利用して、甘木宿、杷木宿、夜明宿を経由して日田へ至る43kmの行程を一気に進む。途中までは筑紫平野の北のヘリを進んでゆくが、前回渡った筑後川が近づいてきて、筑後川中流沿いを遡るルートとなる。夜明宿手前あたりから川と共に山に入り峠を越えて日田盆地に下るとまもなく目的地の日田の町に入ることになる。日田は山の中の町ではあるが江戸時代には九州統治の中心地として繁栄した。最近はその江戸時代の賑わいの中心となっていた豆田町の街並を往時の雰囲気で整備して観光地として脚光を浴びているようだ。街道筋らしい古い街並は寂しい山道から入ってくると格別だ。ここもリアルに歩いてみたい街として取っておこう。次は日田から南方へ出てゆく日田往還の別の街道に沿って先へ進む。
2021/8/4 日田往還 1日目 山家宿〜甘木宿〜杷木宿〜夜明宿〜日田
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