VRサイクリング 薩摩街道11日目 久留米市街の外れにある府中宿をスタートして、今日もだだっ広い筑紫平野をズンズン進み薩摩街道最後の宿場、松崎宿を経て、薩摩街道終点となる山家宿の長崎街道追分まで25kmの行程。本日のルートはほぼ旧道の長閑な田舎道を走る。途中の松崎宿は江戸時代の建造物の旅籠が残り、家並も旧街道の宿場らしい雰囲気に満ちて薩摩街道フィナーレを飾る宿場にふさわしい。南北の入口出口にはそれぞれ構口(かまえぐち)という石垣が残り、またその内側には防衛上の配慮から桝形(ますがた)と呼ばれる直角に曲がるクランクが組まれている。完全無欠な宿場町だ。ゴールは筑紫平野の北端、筑豊地域と隔てる山々が近づいてきた山家宿。3/10に通過した長崎街道との接点、いわゆる追分に戻ってきたことになる。九州のほぼ海岸沿いを時計回りに1周してきたわけだ。さてこれからどこへ進むか。次回のお楽しみ。
2021/8/1 薩摩街道11日目 府中宿〜松崎宿〜山家追分
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