VRサイクリング 日向街道12日目。薩摩藩の三代関所の1つ去川関をスタートし、深山の峠越えをして都城盆地に下り、高城宿を経て宮崎県第二の都市都城市街に位置する都城宿まで34kmの行程。本日のルートは街道を往くというテーマとしては、前半の去川関からの峠越えは歴史の道百選に選出されている古道をゆくのが望ましいのであるが、残念ながらストリートビューが存在しないので仕方なく国道10号で峠越え、その先も街道が国道とほぼ一致しているせいで、今回は一貫して残念な国道走り。そういえば前回に引き続き今回も大淀川の流域を遡る旅が続いていて、ゴールの都城市街にも大淀川の流れは及んでいる。面白いのは、都城は大きな盆地になっていてその間、大淀川はまるで下流の平野を流れるようなゆったりして広い川であるが、考えてみるとその下流に前回走ったような狭い渓谷があるのだ。こんな川は滅多にないよね。普通は峠を越えると分水嶺になっていて別の川が峠を下る方向に流れるものだ。非常に興味深い。ゴールの都城は宮崎県ではあるが、島津家の出身地でもあったので私領として薩摩藩に属していた。次回はいよいよ鹿児島県に入ってゆく。
2021/6/13 日向街道12日目 去川関〜高城宿〜都城宿
リンク
リンク
リンク
リンク