VRサイクリング、日向街道4日目。温泉都市別府宿から江戸時代まで府内と称されていた大分を通り過ぎ大分市の端に位置する戸次(へつぎ)宿までの30kmの行程。別府はイメージと違って肩透かしではあったが、街道筋は温泉場というより意外と宿場の雰囲気を醸し出していた。別府から大分へ向かう道としては、現在利用されている海沿いルートは昔は海が荒れると使えな買ったので、旧街道としては高崎山の裏側を通る山道ルートがメインだったらしいが、山道ルートのストリートビューが完結しないので、仕方なく海沿いの国道を走る。大分は思ったより大きな都市で、ここ50年半導体の生産拠点として発展してきたこともあり、むしろ重工業と共に衰退していった北九州より町が近代的で勢いがあるように見える。町としては府内城址以外には見るべきところはないと思われたので先へ進む。JR日豊本線は海沿いに臼杵、津久見という町へ向かうが、日向街道はしばらくJR豊肥本線に沿って山へ向かう。本日のゴールの戸次宿は大分市の南に位置する古い商家が建ち並ぶ街道筋の雰囲気あふれる宿場だった。
2021/5/26 日向街道4日目 別府宿〜府内(大分)〜戸次宿
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