VRサイクリング 中津街道2日目、北九州市に程近い自動車工場の町苅田宿をスタートして、行橋市街に位置する大橋宿、椎田宿、松江宿、ゴールの豊前市に位置する八屋宿と進む29kmの行程。街道は国道10号線と同様のルートだが、国道に乗らずに国道をジグザグに何度も横断しながら旧道を進む。旧道沿いの各宿場も古い商家、民家が立ち並び、風光明媚というわけでも名所旧跡が多いわけではない比較的地味目ではあるが、街道筋の雰囲気が味わえるルートである。
中津街道は豊前一国だけで閉じた街道であるが、古代よりこの地域は豊の国と呼ばれ大陸との関係で重要視されていたせいか古墳やゆかりのある神社が多い。今日のルート上にもそういう場所が現れている。邪馬台国もこの辺ではないかという説もあり、日本の古代はデータがない分、想像するとロマンがあるなあ。次回は中津や宇佐というさらに歴史のロマンあふれる町を訪れる予定である。