VRサイクリング、唐津街道2日目は城下町唐津から福岡方面に向かって海岸伝いに東に進む。浜崎宿、深江宿を経て福岡藩の最西端の宿場で出入国者のチェックを行う関番所が置かれた前原宿まで30kmの行程。唐津から浜崎宿まで延々と5km続く日本最大の松原「虹の松原」の中を走る。福岡に住んでいた幼少時代、親父が社用車で通勤していて休日はよくドライブに連れて行ってもらっていたが、一番頻度が多かったのが唐津方面であったが、思い返すと何しに行ったのかよく覚えていない。唐津周辺の観光地に行った記憶も余りないので海水浴に行ったのではないかと推測する。ただ虹の松原の素晴らしい眺めだけは記憶に残っていて、今回VRではあるが懐かしかった。特に虹の松原を抜けた先の海岸の道路から振り返ると、まさに虹のように弧を描いて延々と続く白砂のビーチと緑の松原の景色が展開していて素晴らしい。その先前原宿までの景色も玄界灘を望む海岸風景、山に入った山里の風景、古い家並の集落など、百万都市福岡に近い地域とは思えない鄙びた味わいがある。ゴールの前原に着くとそれが急にマンションなどのビルが点在する福岡の郊外の風景に変わってきたが、街道沿いだけは宿場町の風情を残していた。次回はいよいよ我が心の故郷、福岡に入る予定。
2021/4/28 唐津街道2日目 唐津〜浜崎宿〜深江宿〜前原宿
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