VRサイクリング 唐津街道1日目。伊万里焼の取引と輸出で賑わった伊万里から唐津焼のふる里、唐津藩の城下町でもある唐津までの30kmの行程。この地方で陶磁器産業が盛んになったのは秀吉の朝鮮出兵後に領主鍋島直茂が多くの陶工を連れ帰り、彼らがこの地方で原料となる陶石を発見したことにより始まったということだ。朝鮮出兵も悪いことばかりではないようだ。伊万里から唐津までの街道は旧道と呼べる区間は短く、ほぼ国道202号に沿って、山間の広い谷間を縫って走る。よって途中はそれほど面白みはない。唐津に近くなると横を流れる松浦川が広くなり、やがて古い商家が建ち並ぶ唐津市街に入った。唐津は唐津藩の城下町で、海に突き出た唐津城がそびえ建つのが街道からも眺められる。ただし天守閣は戦後観光用に造られたもの。次回は福岡に向けてまた海岸伝いに進んでゆく予定。
2021/4/24 唐津街道1日目 伊万里〜唐津
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