VRサイクリング、長崎街道4日目。ここまでほぼ1宿ずつ刻んできたが、今日は、サイコロの目で3が出たのか筑豊の南端の町内野宿から一気に山家宿、原田宿、田代宿と3宿コマを進めた。それでも決して長距離というわけではなくトータル24km。と言いつつ途中に内野宿と山家宿の間には難所と呼ばれる冷水峠もあるのでリアルにはかなりハードな行程であろうがVRなのでそこは日和る。峠を越えると筑紫平野が広がった。山家宿のあたりは田園地帯の田舎だが、ちょっと先の原田宿は、福岡から長崎、熊本へ通じる九州の交通の大動脈地帯で福岡のベッドタウンなので急に郊外モードになる。マンションや建売住宅が建て込んでチェーン店が林立する郊外モードというのが一番走っていてつまらない。我慢してその先国道3号を下ってゆくと、基山、そしてゴールとした田代宿の辺りは旧道に入って古い街並みがキープされていて久々に街道らしい雰囲気になってきた。結局今日のルートは、山里→峠道→田園地帯→郊外→古い街道筋と目まぐるしく変化した。気がつくとあっという間に福岡県を通り過ぎ佐賀県に突入。田代宿は、熊本方面と長崎方面が分岐する九州の交通の要、鳥栖市に位置する。ここからは西に進路を転じて佐賀に向かって進む。