VRサイクリング、山陽道13日目。尾道で旅の垢を落として、さらに西へむかう。今日の行程は三原宿、本郷宿と宿場2コマ分距離にして24km。レトロシティ尾道は西に向かう途中もレトロな街並みがキープされていた。その後、三原の手前糸崎まで山が海岸に迫り自然と海岸沿いにJR山陽本線と並行した国道2号線を走る羽目になるが、ここからの島々を望む海の景色はまさに瀬戸内海。今までで一番素晴らしい海岸風景だ。三原は毛利元就の三男坊、つまり3本の矢の一人で小早川家の養子になった戦国武将、小早川隆景が開いた町で、海に浮かぶ城と呼ばれた三原城の城址が残っている。地図で見るとよくわかるが確かに海岸の近くだが現在残っているのは北側の石垣と堀だけで、JR山陽本線の三原駅が城址の真上に造られている。本日のゴールの本郷宿は、三原から沼田川沿いに上流に向かったところにある。小早川家の発祥の地で、本郷宿の北側の凸凹した特徴的な山並みの山中にある高山城が小早川隆景が三原に出てくるまで居城になっていたらしい。調べると小早川隆景は他家に養子にでながら毛利家に忠誠を尽くし、かつ武将としても大変優れた人だったらしい。そのうち大河ドラマで彼を扱ったらこの辺が舞台になるのだろうな。
2021/1/24 山陽道13日目 尾道宿〜三原宿〜本郷宿
- Part3 西国街道・山陽道
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