VRサイクリング、山陽道10日目。古代の偉人吉備真備に由来する真備町の川辺宿から井原市に位置する七日宿までの28kmの行程を一気に走り抜けた。真備町は記憶に新しい2018年の西日本豪雨の最大の被災地の1つ。前日に渡ったばかりの大河高梁川とその支流小田川に囲まれた広く田園の広がる土地柄だが、これらの川が8箇所で決壊してこの地域全域が広く洪水に見舞われ52人の死者を出した場所だ。VRで観ている映像のストリートビューは2019年の撮影によるものらしいので1年ほど経過した時点で復興商店街などの災害の傷痕が見られた。2021年現在はどうなっているのだろうか。本日のルートはその氾濫した小田川と井原鉄道井原線に沿って西進する道筋。途中の宿場、矢掛宿は思いがけず昔の宿場の街並みが究極に保存された町だった。本陣と脇本陣の両方が昔の佇まいで残る全国で唯一の宿場町らしい。ゴールの七日市宿は岡山県の西端の町井原市街にある。岡山県はほぼ3日で東端から西端まで走破したことになる。いいペースだ。いよいよ次回は広島県に入る。
2021/1/11 山陽道10日目 川辺宿〜矢掛宿〜七日市宿
- Part3 西国街道・山陽道
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