VRサイクリング、山陽道5日目。姫路宿を出発し、聖徳太子が移り住んだという太子町にある鵤(いかるが)宿を経由し、夕焼け小焼けの里として知られるたつの市に位置する正條宿まで21kmの行程。途中斑鳩宿では街道から外れて聖徳太子が建立した斑鳩寺の門前を訪問した。法隆寺の別名も斑鳩寺と称するがこちらは正式名称。由緒ある寺なのだ。東芝姫路半導体工場の前を通り、揖保川を渡って龍野市街へ入る。龍野は童謡「赤トンボ」の作詞家三木露風の生誕地。そのせいかストリートビューも夕景モードとなってその雰囲気は感じられた。映画「男はつらいよ」の最高傑作と言われる「寅次郎夕焼けこやけ」のロケ地にもなったそうだ。もっとも同じ龍野でも川の上流のJR播但線沿線の本龍野の方が小京都的な観光地としての価値が高いようだが、それでも山陽道沿いの正條宿には本陣跡など宿場の雰囲気が残り懐かしい日本の原風景が感じられる。
2020/12/23 山陽道5日目 姫路宿〜鵤宿〜正條宿(龍野)
- Part3 西国街道・山陽道
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