VRサイクリング 砺波平野を北上し日本海沿岸に出るの巻。チューリップの町砺波を出発し前回に続き五箇山街道を北上、街道の終点大都市高岡では市街地の名所巡りを行ってから北上して日本海沿岸、昔の北前船寄港地伏木から越中浜往来に沿って海岸沿いの道を進む。絶景の名所雨晴海岸を抜けて寒ぶりで有名な氷見は氷見漁港場外市場のひみ番屋街をゴールとする38kmと珍しくコンパクトな行程。今回のハイライトは高岡でしょうね。史跡盛りだくさんな町だが、特に山町筋の土蔵造りの町並みと金屋町の千本格子造りの町並みの二つの違うテイストの国の重要伝統的建造物保存地区が近くにあるのがいい。20年ほど前ワンセグ放送受信テストの出張で高岡駅を降り立って市街を歩き回った記憶があるのだが、この辺行った覚えないなあ。あの時はフィールドテストに気を取られて周りの風景を眺める余裕がなかったのかもしれないがちょっと勿体なかった。それにしても高岡駅前が大きく変貌したのには驚いた。あの頃はもっとレトロな駅舎と町並みだったのが近代的な駅舎と町並みになってしまって歴史と伝統が息づく町のイメージと乖離してしまった気がする。それから雨晴海岸は名前も素敵だが、富山湾越しに聳える立山連峰の風景はここだけでしか見られない類の絶景であった。さて次回からは能登半島の旅に出る。地震や水害の影響が気になるが・・・。