VRサイクリング 飛騨街道2日目 飛騨路のメインストリートを往くの巻。飛騨古川は霞橋からスタートし、飛騨街道を南へ進む。まもなく飛騨の中心地飛騨高山へ到着。そのまま街道沿いに高山市街を南へ通り抜け飛騨一宮水無神社前を通り分水領である宮峠を越え、久々野宿、小坂宿、萩原宿と飛騨川の流れと共に谷間の道を進み下呂温泉に到着。ゴール地点は下呂温泉街を通り抜けた先の下呂ふるさと歴史記念館前とした68kmの行程。飛騨高山は2022年10月に木曽から松本へ抜ける途上で一度訪れて一通り市内巡りをしたので、今回は飛騨街道沿いをそのまま進み、前回通らなかった高山陣屋だけ立ち寄ってそのまま南へ抜けたのだった。リアルにも学生の頃の北陸旅の行きがけに立ち寄った思い出がある。飛騨地方の宿場町は古川、高山は別格として除外しても各宿なかなか味わい深い街並みが見られる。萩原宿はそんなに大きい街ではないが街道沿いに古い商家が延々と建ち並び、造り酒屋や和菓子屋など街道の宿場らしい店も散見された。やはりハイライトはゴールの下呂温泉だな。昔から温泉好きの親父からいい温泉だと聞いていたが実際に訪れる機会はなかった。街道の宿場と湯治場の属性を併せ持った情緒が強く感じられそぞろ歩きが楽しそうな湯の街だ。泉質そのものも草津、有馬と並ぶ日本三名泉の一つと称され肌になめらかな独特な触感のファンは多いらしい。