VRサイクリング 蓼科から霧ヶ峰までほぼビーナスラインに沿って高原リゾート地帯を往く。蓼科はビーナスラインの前回のゴール蓼科東急リゾートへの分岐点をスタートし、ビーナスラインを走り蓼科湖、蓼科高原を登って蓼科山の脇標高1760mのスズラン峠を越え、その先ビーナスラインから外れた女神湖に立ち寄った後白樺湖へ進み、再度ビーナスラインにて車山高原へ登り、緑の眩しい霧ヶ峰の草原地帯を通り、霧ヶ峰の外れ日本有数の湿地、八島ヶ原湿原をゴールとする43kmの短めの行程。短距離ではあるが観光ルートとしては詰め込んだルート設定で、最近はご無沙汰だが昔から結構馴染み深い道程だ。その中で蓼科高原はほぼ通り過ぎるだけだったが、小津安次郎を始め古くから多くの文人墨客に愛されてきた格式高い歴史あるリゾート地というイメージはある。女神湖は湖畔にも今でもある洒落たチャーチでの友人の結婚式に仲間でワイワイ参列した楽しい思い出があるが、勝利の湖としてパワースポットとしてお名高いところらしい。白樺湖から車山、霧ヶ峰にかけては20代の頃から何かとよく訪れた地帯。特に車山高原から霧ヶ峰にかけての草原地帯が開放感があって最高に好きな場所なのだ。南アルプス、中央アルプス、北アルプスから八ヶ岳、遠く富士山まで日本の屋根を構成する山々をぐるりと眺望する絶景は他にない素晴らしさ。プラスして夏のニッコウキスゲの黄色い花の大群落など高山植物が彩りを添える。車山高原のスキー場も幅広のゲレンデで滑りやすくて好きだった。さて今回までは図らずも関東近郊のちょこちょこ訪れた観光地を巡るシリーズが断続的に続いていたがこれでネタ切れ。これからは個人的にはほぼ足を踏み入れたことのなかった地域を走ることが多くなる。