VRサイクリング 静岡から山梨方面へ富士川沿いに身延道を進む。その1日目。東海道の海沿いの宿場町興津宿を出発しひたすら北上する。そんなに険しい山地ではないが山の中を進む道筋。宍原宿、万沢宿と進むと富士川沿いの道となるが、結構急峻めな谷を形成しているので道も段丘の上に登ったり川沿いに下ったり結構アップダウンを繰り返す。南部氏発祥の地南部宿を過ぎしばらく進むと日蓮宗の総本山である身延山久遠寺に辿り着く。さらに少し北上し下山大工で知られる下山宿から街道を外れて東へちょっと行った下部温泉をゴールとする67kmの行程。始めの3/4ほどの行程は名もなき山里を渡る田舎道。名所史跡、絶景ポイントには欠けるが心安らぐルートだ。ハイライトは何と言っても身延山久遠寺。他に観光資源が何もない地域で唯一燦然と輝くその存在。身延道も要は身延山詣での為の道なのだ。その壮大な規模の伽藍には四十年前に一度だけ訪れたことがあったが、改めて圧倒された。山の麓に総門があり、登ってゆくとどでかい三門、さらにこれでもかというぐらいに登った上に本堂や五重塔やその他の幾つもの大きなお堂が建ち並ぶ大伽藍が展開。春にはしだれ桜、秋には紅葉が目を楽しませる。また再訪したいものだ。それからゴールの下部温泉。名前は聞いたことがあったが、渓流沿いの情緒あふれる温泉場。大きなホテルも建っているが、奥の渓流そいの木造3階建ての旅館が並ぶエリアが雰囲気良かった。次回はさらに街道を進み甲府へ至る。
2025/1/11 身延道 1日目 興津宿〜宍原宿〜万沢宿〜南部宿〜身延山久遠寺〜下山宿〜下部温泉
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