VRサイクリング、青梅街道3日目。ようやく山地を抜けて東京都下郊外の住宅地に入ってゆく。武蔵御嶽神社のある御嶽を出発し、しばらくはJR青梅線に沿って山間の谷を進むと急に開けて関東平野に出ると青梅宿。そこからは住宅と郊外店舗の中を都心に向かって進んでゆく。箱根ヶ崎宿のあった瑞穂市、日産の工場がイオンモールに置き換わった武蔵村山市を過ぎて多摩モノレール駅のある桜街道まで来たところで、街道を外れて寄り道モードで追憶の旅。多摩湖を回り東村山の実家のあった付近を通り母校の大岱小学校をゴールとする39kmの行程。青梅は実家から何度か青梅街道一走りで訪れたことがあったが、山懐に抱かれたレトロな家並みがキュンとくる魅力的な町だと再認識した。西武ドームや昭和レトロでブレーク中の西武園がある多摩湖から東村山にかけては私の少年時代の庭と言ってもいい馴染み深い土地だ。その自転車で走り回ったルートを辿って東村山の実家があったあたりへ近くにつれ、変わらぬ景色の懐かしさと変貌ぶりへの困惑が入り混じる複雑な気分。次回は再度東京都心を潜り抜けて新たな旅への出発点へ進む。
2023/3/19 青梅街道3日目 御嶽〜青梅宿〜箱根ヶ崎宿〜桜街道〜多摩湖〜東村山
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