VRサイクリング 甲州街道 1日目。中山道で花のお江戸に戻ってきたところで、次は五街道の1つ甲州街道でまた西へ進んでみることにした。日本橋をスタートし、皇居の南側を回って四谷、新宿(内藤新宿)、そこから現代でも甲州街道と呼ばれている国道20号線を主に走る。時々一本入った旧道を通りながら調布、さらに府中まで進む。立川の南で多摩川を渡ると日野宿。さらに八王子市街へなだれこみ、八王子駅をゴールとする46kmの行程。都内在住者であれば何度も車で通っているようなルートであり、基本的には都心から郊外にかけてのおなじみの風景が展開するだけで面白みは少ないが、それでも普段車で通らない旧道には発見がある。特に古代から武蔵国の国府が置かれていた府中宿は大国魂神社という名高い神社があり、高札場や問屋場など宿場町の名残があって、唯一街道筋を感じさせた。昔から何度も訪れている町なのだが郊外的な街並みの方しか見ていなかったので新たな発見であった。