VRサイクリング、今回は山陰道を進むのを中断して、大山(だいせん)へちょっと遠足と洒落こんでみた。山陰道が通る日本海沿岸から15kmほど南になだらかな斜面から立ち上がった山塊、標高1729m中国地方の最高峰。日本名峰ランキングベスト3に入る山だが、今までリアルに訪れたことも遠くから眺めたこともなく訪れてみたい場所の一つだった。今回のルートは西側から北側にかけてぐるっと山腹を一巡りする50kmの行程。行ってみて最も印象的であったのは、西側から眺めると伯耆富士と呼ばれる富士山型の秀麗な独立峰に見えるのが、北側に回ると上高地あたりから眺める穂高連峰のような山が連なった稜線となる。さらに眺める微妙な方向の違いで浅間山のように見えたり、山容が七変化する不思議な山なのだ。またどの見え方でも美しい山だ。名峰ベスト3に入るのも納得できる。西日本最大規模のスキー場もあり、名峰を背に眼下に遠く日本海を眺め渡せるゲレンデを滑降するのはさぞかし爽快であろう。さて次回からはまた山陰道を鳥取方面へ向けて進む。
本日のVR映像
関東の人間にはほとんど馴染みのない大山の西側、大山まきばみるくの里付近の素晴らしい風景を往くVR映像はコチラ